長崎 秀昭 (NAGASAKI Hideaki)


 略歴・業績等

 1957年生まれ。東京学芸大学初等教育教員養成課程国語科卒業。東京都保谷市立小学校、東京学芸大学教育学部附属小金井小学校勤務。現職のまま東京学芸大学大学院に。2004年に弘前大学へ。教育学修士(1999年、東京学芸大学)。

研究の概要
〇文法論的文章論を応用した教材研究法および指導方法に基づいて説明的文章の指導方法を中心とした研究を行っている。特に、児童の段落意識と読みの関連について関心を持っている。

キーワード
説明的文章(説明文) 段落 文章論

著書・主要論文
○「小学生の段落意識とその指導;―四年生の説明的文章教材を例として―」(『文章論と国語教育』朝倉書店 1986年)
○「『文章論』に基づく説明文の教材研究とその指導 ―小五「西之島新島」を例として―」(『月刊国語教育研究』190 1988年)
○「小学校段階の論理的作文」(『日本語学』明治書院17(2) 1998年)
○「書くことを通して自己教育力を育てる」(『月刊国語教育研究』 1998年)
○『小学生の段落意識に関する研究』(二葉謄写、1999年)
○「基礎・基本の定着を図る学習指導の実際;@A領域の場合、AB領域の場合、 BC領域の場合」(初等教育資料721、2000年)

所属学会
全国大学国語教育学会 日本国語教育学会 東京学芸大学国語教育学会 国語教育実践理論研究会

 主な担当授業科目

○小専国語科教育法
「小専国語科教育法」、では基本的には、小学校の授業設計(立案)ができることをめざします。現場でも「何を教えてよいかわからない」といわれる国語ですが、どんなことができるか、どんなところが楽しいか、子供の実態(事例等)に即して小学校の国語の授業に対して具体的なイメージ作りをしていきます。そのなかで、「国語科」の位置づけから始まり、指導の内容、指導方法、評価の仕方などを検討していきます。実際に教科書の教材について教材研究をしたり、指導案を作ったりします。

○国語科教材論
中学校国語科教科書教材の中から、「少年の日の思い出」「走れメロス」「故郷」など比較的長くかつ複数の教科書において掲載されている定番教材を取り上げ、発表形式で教材分析・指導的研究を行います。前半では、基本的な教材研究の理論と方法について把握し、後半、実際に現行教科書の教材に当たって、グループごとの発表を通して授業化の視点と課題を追究します。さらに、より具体化に近づけるために、実習や教育現場で役立つ手だて等を授業で取り上げ解説します。

○国語科授業論
国語科授業の設計と評価について探求します。まず、国語科の全体像をおさえるために、学習指導要領の各領域ごとに国語科の目標・内容について分析し、国語科の指導内容のあり方を検討します。私が国語教師として実践してきた事例などにふれながら、小学校と中学校の説明的文章教材の授業作りについて考えます。さらに、実際に指導案を作成することを通して、教材研究の方法および指導方法、および評価について具体的なイメージを持ちます。

 自己紹介

1、趣味  ジョギング、ウォーキングです。青梅マラソンには第15回(世故選手がオープン参加で出場。第36回は高橋尚子選手と「ともに」走りました。)から(今回第38回)、多少「欠走」がありますが(ちなみに今年は弘前大学の集中講義に来ていたので走りませんでした)、ほぼ毎回出場しています。
 こうして長く走っていると、「速いだろう」などと思われがちですが、決してそのようなことはありません。また、「走る」と聞くといやな顔をされる方がいらっしゃいますが、そのような方は、たいてい走るというと「速く走らなければならない」「走るのは苦しい」という固定観念にとらわれているようです。ゆっくり走ることは、楽しいことです。
 歩くのより少し速いくらいのペースでトロトロ走っていると、2,30分後に体がジワーッと温まってきます。そんなときの気分は最高です。
 ウォーキングの方は、東京の下町を中心に、おそばや、甘味処、名所、旧跡をみながら、これまたゆっくりと歩いてきました。「業績」としては、一応東京都が定めたウォーキング・モデルコースである「歴史と文化の散歩道」23コースを踏破、寸前でこちらに転任になりました。東京学芸大学附属小金井小学校に勤務していたので、最後の国分寺周辺の道は、いつでも歩けるとタカをくくっていたら、そこだけのこってしまいました。東京というと殺伐としたイメージを持たれるでしょうが、意外とすばらしい自然、史跡などが残っています。歩くというスピードがちょうどそれらを見える位置に置いてくれるのでしょう。
夏目漱石もその作品、生い立ちから東京をずいぶん歩いたことがわかるそうです。これから弘前を探索するのが楽しみです。

2、特技  残念ながら特にありません。無芸なんとか、です。

3、休日の過ごし方  所帯じみた話になりますが、こちらへは、単身赴任ということで、家事の占める割合がきわめて多くなりました。しかし、家事もしてみると、いろいろな発見があり、結構楽しんでいます。この前は、豚汁ができてから、「あっ、どんぶりがない!」とスーパーに走った次第です。
 そのほかでは、東京と同じようにジョギングをしたり、公園で散歩をすることが多いです。最近は、大鰐温泉、碇ヶ関温泉などにバスで行って、ひとっ風呂浴びてくることもあります。公衆浴場だと200円くらいで入れるのには、驚くとともにたいへん喜んでいます。

4、何かひとこと  東京都の公立小学校を経て、附属小学校に18年間勤務。最後は附属小の学内教頭(教務主任)を務めるなど、ほとんど小学校にどっぷりと浸かり込んだ生活を送ってきました。現場での実践には強いものの、理論にはいささか自信を持ち得ない状況です。それでも、体験を活かしながら、技量だけでない教師としての「心意気」のようなものを学生さんにキチンと伝えていきたいと考えています。
 教育にとっては厳しい時代ですが、教職に就くことの意義と喜びを感じ、この弘前大学で学んだことを誇りに思って教壇に立つことのできる人材を一人でも多く送り出したいと念じ、精進するつもりでおります。

E-mail:nagasaki@cc.hirosaki-u.ac.jp