木酢液

 木酢液とは、炭を作る際に生じる煙を冷却することによって液状化させたもののことで、土壌改良剤などとして、園芸コーナーなどで売られている。その構成は、約80%が水分で、その中に200〜400種類を超える成分が含まれている。

     木酢液成分(一部)

 

青森県の抱える問題

 青森県は全国一のリンゴ生産量を誇っている。それに伴い、リンゴ加工処理によって大量に排出されるリンゴ搾汁残渣の処理が問題となっている。その解決策の1つとして、青森県工業総合研究センターにおいて開発されたウッドセラミックスがある。

 ウッドセラミックスとは、いわゆる炭の一種であり、その製造過程で木酢液が生成される。その木酢液を有効利用することを目的に研究を行った。

 ウッドセラミックス製造工程

 

黄色ブドウ球菌

 一般に食中毒の原因菌として知られている。生活環境に広く分布している細菌である。最近の研究ではアトピー性皮膚炎との関連でも注目されている。本研究では、木酢液から、この黄色ブドウ球菌に対する抗菌活性物質の探索を行なうことにした。




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