<ゼロエミッション>
ニンニクの皮の有効利用
ニンニクは青森県の主要な生産物
ニンニクは全国 80%のシェアを誇る青森県の主要な生産物です。
それに伴って,皮も膨大な量に昇ってます。
しかし現在,その有効な利用方法はなく,多くは廃棄されています。
天然物有機化学からの視点
皮は植物にとって物理的な保護だけでなく,外敵からの防御手段と考えました。
外敵として主要なものに植物病原菌があります。
そこで,皮に抗菌性物質の存在を推定しました。
皮からの抗菌性物質の探索研究
植物病理学の権威である本学農学生命科学部の
原田教授のグループ(原田幸雄教授と半田智一氏
・博士課程3年)との共同研究を行いました。
「食に安全」な抗菌性物質
将来,リンゴへの感染が懸念されている植物病原菌
に対して高活性な抗菌性物質を単離しました。
この物質は現在,この菌に使用されている農薬の
200倍の高活性でした。
またこの物質はニンニクから得られた「食に安全」な
抗菌性物質なので,将来,広く用いられる可能性があり
ます。
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醤油オリの抗酸化活性物質
醤油のオリ
オリは醤油製造工程の最終段階で行われる「火入れ
醗酵を止める目的)」において,副生してくるたんぱく質
を主成分とするものです。
醤油や味噌など醸造品は青森県が全国の第3位の
生産量です。従って生成するオリの量も大量となって
ますが,有効な利用方法がない状態でした。
そこでオリの有効利用の研究を行い,発ガンや老化の
引き金となる活性酸素を除く有効な成分の存在を明らか
にしました。
社会との関わり
特許申請
産学官共同研究(青森県・竹内醸造,青森大学と
弘前大学の共同研究)
「醤油オリの抗酸化剤」 (平成16年3月)