11月18日...研究体験の進め方の相談(於 弘前大学)

11月下旬〜12月上旬...関連する研究および実用化されている機械にどのようなものがあるか調べる。(調べたことを整理する)
12月8日...視覚障害者がどのような機械を活用しているか、青森県内の施設や学校を見学する。(気のついたことをまとめる)
(青森県立盲学校)


12月23日〜1月14日...パソコン、スキャナ、OCRソフト、スクリーンリーダーソフトを組み合わせて、「音声を頼りに」本を読めるか実際にやってみる。(視覚障害者が利用する際に問題になりそうなことを整理する)
1月9日...打ち合わせ(於 聖愛中学校)
1月中旬...これまでの体験を踏まえて、応募書類に記載されている以下の事柄について一緒に考える。(考えたことをまとめる)
1月下旬...調べたことやわかったことを整理し、応募時に持っていた疑問がどの程度明らかになったかや、今後の可能性を改めて考える。(簡単なレポートにまとめる)
2月6日...研究のまとめ・レポート提出(於 弘前大学)
|
今回研究に取り組まれた3名の生徒さんが応募されたテーマは、実に的を射たものだと思います。視覚障害者の方々もそのようなものを切望されているのですが、今日の技術は残念ながらそこに追いついていません。それは、普段私達が何気なくやっていることを機械にやらせるのがいかに難しいかということの裏返しでもあります。 青森県立盲学校と青森県視覚障害者情報センターを見学させていただき、視覚障害者が音声パソコンと読み取り機器を使って実際に本を読む様子を間近に見ることができました。また、その後、音声パソコンと読み取り機器をお貸しし、身近にあるさまざまな本を「音で」読んでみてもらいました。このことを通して、どのようなところに難しさがあるのか、その一端を実感できたのではないかと思います。 この難しさをひとつひとつ克服することが研究に他なりません。また、そのような先人の工夫の積み重ねによって、「視覚障害者が独力で本を読む」という、かつては夢物語であったことが不十分ながらも実現しているのです。 今回の体験が、いつか思いもかけないところで花開くことを願っています。 (小山智史)
|