(1)タイトル
水の流れがわかる!透明なフィルター
(2)学籍番号・名前
06P3303 石田 幸弥
(3)概要
観賞用熱帯魚などに使用される上部式濾過フィルターである。
従来型の市販されている上部式フィルターに比べ、高さと幅を大きくし、さらにポンプを水中に沈めることで濾過面積を広くした。
またすべて透明なアクリル版を使用しているので、水の循環が見えるようになっている。
市販されている上部式フィルター

制作した上部式フィルター

(4)解説
はじめに、使った材料を説明します。
@ 透明なアクリル板(30×20)
A 半透明なアクリル板(40×30)
B 塩ビパイプ(内径 外径 )
C シリコン
D 紙ヤスリ
E アクリル板が接着できる接着剤
☆ 作り方
☆ T:外枠を作る。フィルターの体を作ります。
@ 透明なアクリル板を1枚用意します。
アクリル板を、図アのように、専用のカッターで縦15センチ、横30センチに切ります。
このとき、手を切らないように注意しましょう。これは、外枠の下板になります。
あらかじめ油性ペンで下書きをしてから切るようにしましょう。

A 同じように別のアクリル板をカッターで縦16センチ、横30センチに切ります。
B次に、また透明なアクリル板を用意します。
今度は図イのように縦20センチ、横16センチに専用のカッターを使って切ります。

C Aの作業をもう一度行ってください。(サイズが同じものを二枚作ってください。)
☆ U:中のしきり板を作る。フィルターとして機能するために仕切りを作ります。
D 透明なアクリル板を一枚用意します。
この一枚のアクリル板を、図ウのように縦17センチ、横15センチのものと、縦15センチ、横15センチのものに切り分けます。

E 次に、不透明なアクリル板を用意します。
カッターで縦15センチ、横15センチに切ります。→図ウを見よう。
そして図エのように穴あけドリルでとにかくたくさん穴を開けてください。穴の直径は6ミリメートルにしてください。
☆V:補強用のアクリル片と角材を作る。補強しないと水がもれてしまうので、アクリル片を使って補強します。
F すでにT・Uで使った透明なアクリル板のあまりの部分を使います。
作るアクリル片は16個です。→図オを見よう。
サイズ別にいうと、1センチ×29.6センチのアクリル片(2個)
1センチ×15センチのアクリル片(14個)を作ります。
G角材を加工します。
市販されているアクリル製角材を、14,6センチに切ります。同じサイズのものを8本作ります。また、29.6センチの角材も2本作ります。→図カを見よう。

☆W:外枠の下板に塩ビパイプの通る穴を二つ開ける。
H 穴あけドリルで、図キのように下板()の端2カ所に直径3.3センチの穴をあけます。
このとき、アクリル板が割れる危険性があるので、ドリルはゆっくりと使いましょう。
穴があいたら、実際に塩ビパイプが通るか確かめてください。もし通らないようであれば直径をもう少し大きくしたドリルで穴を広げてください。
☆X:切ったアクリル板、角材、塩ビパイプを接着していきます。このとき、接着には時間がかかるので、気長に作業を進めましょう。
I 外枠の接着をします。
まず図クのように外枠を接着します。接着剤をつけたらずれないようにテープで固定します。固定したまま2時間程度放置します。このとき、上板は接着しないでください。接着するとただの箱になってしまいます。接着面は赤で示します。
J 外枠が固定したら、図ケのように中のしきりを接着します。これも接着した場所からずれないようにテープで補強しましょう。また接着するまで2時間ほど待ちます。接着面は赤で示します。

K 次に角材とアクリル片、塩ビパイプを接着します。
複雑そうですが、図コを参考にしてください。同じように接着した箇所をテープで固定します。アクリル片の接着面は赤で示します。角材は黄色で接着する位置を示します。
図コの数字は、むらさき色以外はアクリル片または角材の長さを表す数字です。

Y:アクリル板のはしをシリコンでかためて、水もれがないようにする。
L 図サ、シのようにアクリル板とアクリル板のつなぎ目を埋めるようにシリコンを付ける。このとき、アクリル板の付けたい部分以外にシリコンが付かないように、シリコンをつける場所の周りにテープを張ってからシリコンをつける。
・
Z:ポンプとつなぎ、濾材を入れて実際に循環させてみる。
M最後に、上板を乗せて完成です。これも図セのようにおこなってください。
(5)工夫した点
概要に書いてある内容の通りである。
(6)苦労した点
アクリル板が予想以上に加工しにくく、切断など時間がかかった。
また寸法にミスがあったので、うまく板と板が接着せず、水漏れの原因となった。
たたみかけるように、接着剤がはがれやすく、もろさが残った。シリコン樹脂も手に付いたり形が歪になり困った。
(7)計画と達成度
ほぼ計画では2008年度中に完成する予定ったが、2009年一月までかかってしまった。しかし、ほぼ予定通り完成したと思う。
なので、達成度は95%です。
(8)感想
ただただ熱帯魚のフィルターを作りたい一心で決めたテーマであったが、作っていくうちに構造などがわかっていき、大変有益な制作であったと思う。
いかんせん予算不足のため、アクリル板などを某100円均一ショップから購入した。
そのツケか、素材はもろくとてもお店には売れない作品となってしまったと感じている。
やはり、ある程度はお金を出してよい素材のものを使用すればよかったと思った。
また、小山先生・肥田野先生の熱烈な支援と飽くなき援助によりなんとか完成に至った。
本当に何度も助けていただいてありがとうございました。