平成15年度弘前大学教育学部
フレンドシップ事業(特別活動実習)事業計画
事業一覧
番号 事業名称 連携先 学生数 対象学年 授業時間 企画・活動場所 授業区分 備考
 1 ふれあい支援活動   弘前市学校適応指導教室 15名 3年次以上 通年 弘前市学校適応指導教室 特別活動実習(不登校) 2年次に「特別活動実習」を履修し、単位を修得していること
 2 ふれあい自然体験活動 弘前市立中央公民館 20名 2年次 前期木曜9・10時限 弘前市立中央公民館 特別活動実習A 事前指導を受講するこ
青森県立梵珠少年と自然の家 10名 青森県立梵珠少年自然の家
 3 ふれあい農業体験活動 農学生命科学部附属生物共生教育センター 20名 農学生命科学部附属金木農場
 4 ふれあい学校体験活動 弘前市立第三大成小学校 20名 後期木曜9・10時限 各校及び教育学部401講義室 特別活動実習B
弘前市立文京小学校 20名
弘前市立大成小学校 10名
 5 ふれあいボランティア体験活動 地域の公立学校または社会教育施設 適宜 3年次以上 年間不定期 各主催団体の事業開催施設 特別活動実習C 2年次に「特別活動実習」を履修し、単位を修得していること

 ○2年次学生対象の事業
 2年次学生を対象とした「ふれあい活動」は3つの事業(6つの活動)から構成されている。学生は事業2、3(前期実施)から1つ、事業4(後期実施)から1つの合計2つの事業を選択するが、4月当初のガイダンスや事前・事後指導は共通の時間・場所で行なう。
 事前指導を受けた後、5つの活動に分かれる。事前指導後及びふれあい活動後においてそれぞれ振り返りレポートを提出する。また、参加学生は性格行動テストである東大式エゴグラム(TEG)を活動前後に測定してその変化を調べ、自己分析や自己啓発の参考資料とする。
 後期は事業4の活動と並行して、事後指導として、フレンドシップ事業シンポジウム(開催要項シンポジウム写真)の企画・運営、及びフレンドシップ事業報告書の作成に取り組む。

事前指導(梵珠少年自然の家での宿泊研修)
 5月10日(土)・11日(日)青森県立梵珠少年自然の家で1泊2日の宿泊研修を行う。
  5月15日(木)レポート提出

事後指導
 11月下旬  各事業の代表者からなるシンポジウム実行委員会の組織し、シンポジウムの役割分担を決定する。12月中旬までシンポジウムの準備を進める。
 12月中旬 各事業の代表者からなるフレンドシップ事業報告書編集委員会を組織し、編集作業を進める。
  12月20日(土)フレンドシップ事業シンポジウム(開催要項シンポジウム写真
  1月下旬 フレンドシップ事業報告書完成
 2月上旬 レポート提出、アンケート記入

2年次学生対象各事業概要
事業2「ふれあい自然体験活動」
 次のいずれかの活動に参加する。学生の役割はスタッフ支援活動である。

活動1「弘前市立中央公民館主催弘前市子ども会研修会」
 弘前市中央公民館が主催する社会教育活動である子ども会研修会の支援を行う。子ども会研修会は、自然や社会の中で生活を共にすることを通して子どもの健全な育成を目指した活動である。小学生班(初級)と中学生班(中級)に分かれ、10名ずつのグループ活動の形で、自然に立地した社会教育施設(平成15年度は青森県青年の家を予定)を用いて体験活動を行う。学生は、子ども会OBの社会人や、教員からなるスタッフ(少年教育指導員)会議に合流して、体験活動の企画運営を行う。
 活動の概略は次の通りである。
 1 野外活動は夏季休業中に体験活動を含む集団宿泊活動として行う。
 2 学生は弘前市中央公民館のスタッフ会議に合流して体験活動の企画を行う。そのための会議を企画が成熟するまで繰り返し行なう。スタッフ会議は課外に行われる。
 3 野外活動の安全性等を確認するため事前研修を行なう場合がある。
 参加する子どもは、初級(小学5・6年生対象)100名、中級(中学生対象)100名を予定している。
各級を10名ずつ10班にわけ、各班に子ども会OBの高校生1名を配置する。大学生は班に所属して子どものケアを行う場合と、会場整備・資材運搬などスタッフを支援する役割を要請される場合がある。
スケジュール
時期 活動内容
4月中旬 初級・中級スタッフ会議組織会
4月〜7月 スタッフ会議
7月中旬 初級・中級事前全体研修会
7月27日〜29日 子ども会研修会(青森県青年の家)
8月上旬 レポート提出締めきり

活動2「青森県立梵珠少年自然の家主催アウトドアライフ 2003 in サマー」
 青森県立少年自然の家が主催する社会教育活動である野外体験活動の支援を行う。野外体験活動は野外での生活や活動を通して自然の厳しさや楽しさを体感し、参加者相互の友情や信頼関係を築くことを目的に行われる活動である。子どもを10班に分け、班毎にテント設営、炊事等の野外生活を体験する。学生は、少年自然の家のスタッフ(社会教育主事)やボランティア・スタッフの指導のもと、体験活動の企画運営に携わる。
 活動の概略は次の通りである。
 1 野外活動は夏季休業中に体験活動を含む集団宿泊活動として行う。
 2 学生は5月下旬に1泊2日で実施される青森県立梵珠少年自然の家主催の少年活動指導者セミナーに参加し、野外活動の基本を学習する。
 3 本活動の前日に実施される事前研修にも参加することが義務づけられる。
 参加する子どもは、小学校5年生から中学校3年生まで60名を予定している。
スケジュール
時期 活動内容
5月24日〜25日 少年活動指導者セミナー(青森県立梵珠少年自然の家)
5月30日 少年活動指導者セミナーレポート提出締めきり
8月14日〜15日 事前研修会(青森県立梵珠少年自然の家)
8月15日〜17日 アウトドアライフ2003 in サマー(青森県立梵珠少年自然の家)
8月下旬 レポート提出締めきり

事業3「ふれあい農業体験活動」
 本学農学生命科学部附属生物共生教育研究センターと連携し、同センター主催の「親子体験学習」に支援スタッフとして参加する。本事業の目的は、自然とのふれあい、いろいろな農業体験を通して、自然の不思議、勤労の喜び、食物の大切さを肌で感じ、学ぶとともに、親子のきずなを深めることである。学生の側では、農業体験を通して、様々な動植物、自然について理解を深めると同時に、子どもとふれあいながら教員としての実践力を高めることにある。
 活動の概略は次の通りである。
 1 5月から10月まで毎月1回(但し、7月は除く)第3または第4土曜日に、農学生命科学部附属金木農場、藤崎農場で、小学生親子が種々の農業体験を行う。
 2 学生の参加は5月、8月、9月の3回とし、交通手段として貸し切りバスを運行する。8月は1泊2日の宿泊活動となる。6月、10月については、自主的に参加するものとする。
 3 農業体験の支援に際しては、実施日の前の週末に現地において事前研修を行なうので必ず参加すること。
 参加する子どもは、小学生親子22組を予定している。事情により、子どもだけの参加の場合もある。
スケジュール
時期 活動内容
5月17日 事前研修
5月24日 開講式、田植え、羊の毛刈り、穀物の種まき、「藍」の植え付け
5月30日 5月活動分レポート提出締めきり
6月21日 羊毛の手入れ、植物がつくる土の構造、メダカと野鳥の観察 (希望者のみ自主参加)
8月9日〜10日 羊毛加工、星座表作成、微生物加工、夏の虫観察、コーン収穫、「藍」の収穫と藍染め、親睦会
8月下旬 8月活動分レポート提出締めきり
9月13日 事前研修 
9月20日 枝豆の収穫、稲刈り、ワラ細工
9月下旬 9月活動分レポート提出締めきり
10月25日 稲の脱穀・精米、餅つき、修了式 (希望者のみ自主参加)

事業4「ふれあい学校体験活動」
 平成15年度は弘前市立第三大成小学校、弘前市立文京小学校、弘前市立大成小学校と連携し、ふれあい活動を行う。学生はいずれかの活動(学校)を選択する。事業の主たる目的は子どもとのふれあいであり、学生は子どもの創意を妨げることなく、かつ、自らも工夫して活動内容を考える。活動内容の例としては、紙芝居、人形劇、ファッションショー、オペレッタ、演劇、紙飛行機大会などが考えられる。
 活動の概略は次の通りである。
 1 11月に1回、12月に1回の合計2回のふれあい活動を行う。1回目は予備活動として45分程度(1授業時間)、2回目は本活動として90分(2授業時間)の活動を行う。
 2 学生は活動に向けて、その企画・準備を後期の授業時間(毎週木曜日9・10時限)に行う。
 3 予備活動、本活動のそれぞれの企画・準備の段階で県教委、市教委から指導主事を招いて企画運営協議会を実施し、活動の企画・運営について指導・助言を受ける。
スケジュール
時期 活動内容
10月上旬〜11月下旬 活動企画・準備(教育学部401講義室)
10月30日(木) 第1回企画運営協議会(教育学部401講義室)弘前市教育委員会指導主事及び学校教員参加
11月上旬 第1回ふれあい体験活動(各小学校)弘前市教育委員会指導主事が参加
11月中旬 第1回ふれあい体験活動レポート提出締めきり
11月27日(木) 第2回企画運営協議会(教育学部401講義室)青森県教育委員会指導主事及び学校教員参加
12月上旬 第2回ふれあい体験活動(各小学校)青森県教育委員会指導主事参加
12月上旬 第2回ふれあい体験活動レポート提出締めきり

○3年次以上の学生対象の事業
  3年次以上の学生を対象とした「ふれあい活動」は2つの事業から構成されている。学生はスケジュールに無理がない限りにおいて、いずれにも参加することができる。事業1は年間を通しての活動であり、また、事業5は不定期の活動である。事業5の活動の詳細については、その都度、掲示により周知する。3年次学生対象の事業に参加するには、2年次において「特別活動実習」を履修し、単位を修得していなければならない。

3年次以上学生対象各事業概要
事業1「ふれあい支援活動」
 「弘前市学校適応指導教室」の通級児童生徒に対する「ふれあい支援活動」には次の2種類の活動があり、学生は基本的に両方に参加するものとする。

活動1 適応指導教室における「ふれあい支援活動」
 平成15年4月〜平成16年3月(通年)、原則週1日の活動参加とする。対象学生数は15人程度とする。弘前市教育委員会との密接な連携のもとに、弘前市の不登校児童生徒に対する通級指導を実施している「弘前市学校適応指導教室」の教育活動を補助する「斜めの関係」の存在として関わり、学習支援と共同活動を通して、不登校児童生徒に対する理解と指導力を養うとともに、学校教育活動のあり方について考えさせる。この目的の実現のために、面接・心理検査等によって適性を判定して支援学生を選抜する。選抜された学生はさらに「弘前市学校適応指導教室」学習指導員による研修会を受講したのち実際の活動にあたらせるが、支援活動の展開と平行して、本学部教官担当の授業「カウンセリング基礎論」(前期前半部分)において不登校論・カウンセリング論・エンカウンター論の講義・演習を受講させるほか、随時、スーパービジョンを行なう。
 
活動2 野外での「ふれあい自然体験支援活動」  
 不登校児童生徒との共同活動の一環としての自然探索活動、体育活動、炊事活動、体験実習活動を、「弘前市学校適応指導教室」との共催によって実施し、教室内よりも自由なかかわりの中で、不登校児童生徒の新たな側面を発見させ、信頼関係を深めさせる。この活動には保護者の参加も求める。

事業5「ふれあいボランティア体験活動」
 前年度、特別活動実習の単位を修得した3年次学生のうち、希望する者には地域の公立学校主催の宿泊体験学習や社会教育施設での野外体験活動を紹介する。学生の役割はスタッフ支援活動である。なお、活動にあたっては、学生による自治的な事務局を組織し、学生が主体的に活動を企画・運営していく。
平成15年度活動予定
  板柳町立板柳南小学校社会見学(弘前市内、浄水場など)(4年生)6月3日 弘前市(学生5名参加)
 平賀町立柏木小学校体験活動(5年生)6月4日〜5日  梵珠少年自然の家(学生3名参加)
 黒石市立中郷小学校宿泊学習(5年生)6月11日〜12日 梵珠少年自然の家(学生9名参加)
 田舎館村立西小学校酪農体験(1年生〜2年生)6月16日 岩木町弥生いこいの広場(学生8名参加)
 弘前大学教育学部附属小学校校外学習(2年生)6月24日弘前市(学生14名参加)
 弘前市立第三大成小学校宿泊学習(5年生)6月24日〜25日 梵珠少年自然の家(学生6名参加)
 尾上町立金田小学校体験活動(5年生)6月30日〜7月2日  種差少年自然の家(学生2名参加)
 板柳町立板柳南小学校酪農体験(1年生)7月2日 鰺ヶ沢町アビタジャージーファーム(学生6名参加)
 弘前市立中央公民館「弘前市子ども会研修会」(4年生〜中学3年生)7月27日〜29日青森県青年の家(学生7名参加)
  梵珠少年自然の家「アウトドアライフ2003 in サマー」(5年生〜中学3年生)8月14日〜17日(学生8名参加)
 西北五青少年赤十字指導者協議会リーダー研修会(4年生〜6年生)8月20日〜22日 梵珠少年自然の家(学生7名参加)
  藤崎町文化センター・藤崎町公民館通学合宿(小中学生)9月11日〜13日 藤崎町文化センター(学生5名参加)
  田舎館村立西小学校校外学習(5年生)9月18日〜19日 梵珠少年自然の家(学生3名参加)
 板柳町立板柳南小学校宿泊学習(5年生)9月24日〜25日 梵珠少年自然の家(学生5名参加)
 梵珠少年自然の家「アウトドアライフ2004 in ウィンター」(5年生〜中学生)1月7日〜10日
 

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                                                             norotoku@cc.hirosaki-u.ac.jp
Last Modified on Feb. 5, 2004